ライバルを作るのではなく仲間を作る世界を作ってみたらどうなったか?
新年を迎えて明日から仕事なのですが、少しTwitterでふと思うものを見つけたので過去を振り返って書いて残しておきます。
僕は現在41歳。
職業は美容師。
経歴としては大学に行きながら専門学校に行き気づいたら美容師歴としては20年を超えようとしてます。
ただ、何年か前は泣かず飛ばずで将来どうなるのかと思ってました。
当時の僕は美容師としてちゃんと勉強しないといけないのでレッスンもし、セミナーを受け、雑誌などを買い漁り毎日働く日々です。
勿論これは悪いことではなく必要な事でしたし、してきて良かったと思います。
ただ、一つやればやるほど不安になります。
例えば雑誌などで見かける美容師さん達を目指してライバル視をしてみて頑張るのですが、ある時SNSで色々な美容師さんと知り合い、見てみると雑誌に載っている方意外にも凄い人は一杯いて、年齢も関係なくライバルは一杯いました。
ここでちゃんと孤軍奮闘で頑張らないといけないのですが気づいたら30も超えている僕には残されている時間で勝って行く事の効率の悪さに悩みだしました。
そこでしたのが
【ライバルが少ない所で戦う事】
でした。
ライバルが多い所で1位になる事は厳しく僕には出来ない。
だから少ないブルーオーシャンを探す事です。
僕の中でそれが1つは
そしてもう1つは
でした。
少ないからこそ出来た事
まずSNSの知識は元々好きだったのと少し大学などでも勉強はしていたので美容師という世界の中ではそれは異質で、かつ本業と関係ないのでライバルはいません。
だって単純に考えて美容師が
【パソコン作れます】
と言ってもお客様からお金はもらえません。
せいぜい言われて
【隣にいてると便利な人】
と言うぐらいです。
僕もその程度だと思っていたので自分のことを
【タウンページで調べるより早くて便利な男】
だと当時は言ってました。
これで何か変わるなんて思ってもいません。
しかしある時に大阪の放出でサロンOnce のオーナーの井藤さんにある事を言われます。
- 【その知識はイワタさんが時間をかけて習得した事だから対価をちゃんと払う】
僕は当時その言葉にハッとします。
だって今まで無償でしていて、何の価値も無いと思っていた事は実はそうではなく人から対価を頂ける物に変わったのですから。
そしてこの時に当たり前ですが 美容師として美容以外でSNSのセミナーをして人を集めてしている人は居なく僕にはライバルがいない世界が広がりました。
今では別ジャンルでメーカーさんのセミナーなどをさせてもらうようになりましたが1番最初は人様のサロンを借りて自分達でしていたんです。
この時からしたら今は信じれません。
ただ、この時はブログの作り方などもメインでしていて今のような店販はそこまで強みにしておりません。
この後に店販が強くなるのですがそれもこのセミナーでライバルが居ない事の良さを得たからだと思います。
7割の席が空いていた世界
店販なのですが美容師をしていて店販をあまり言う人は居ません。
いわゆる商品ですが何となく美容師は技術者なので
商品を売る人ではなく
技術を売る人になりたいんです。
これは商売人ではなくて芸術家になりたいと言うような事に近いのかもしれません。
そのせいか、美容師業界の店販比率というのはよく聞くのは30%売れるか売れないかです。
つまり70%の空きがあるのです。
この時の僕はワードプレスというパソコンの技術のセミナーをしてライバルが居ない事の良さを知っていたので
ここをしっかりしているのは100%の美容師がしていると言っても過言ではなく、空きがないと言う認識をしました。
そう思うと70%の可能性のある店販は僕からしたら魅力に溢れて、周りからどう思われてもしなくてはいけない事でした。
そしてこの店販を強みにするのに参考にしたのは夜の通販番組。
何故夜中の通販番組は長いことしていても打ち切られないのか。
何処かに需要があるのか。
何名の人が見ているのか。
そこを考えました。
そしてひたすら観てみました。
すると面白いのは観てない人は観てない。
でも観てる人はその商品は何度も観て頭に刷り込まれいる。
ここが僕は勝てるチャンスのあるところでした。
何も持ってはないけどコツコツと努力だけはできる
僕は長いこと美容師をして人並みに努力はしてきたつもりでした。
ただ、それは足りなく結果は出なかったのですが コツコツとする事はできる
と言う自負はあります。
ここが僕にできる強みだったのでそこを使い自分の書いているブログは毎日決まった数は書く。
そして飽きられても何を言われても取り扱いしている商品のブログは書き紹介する。
つまり夜の通販番組です。
視聴者は少なくてもいいので何度も書く。
これが僕が美容師として最初にしたライバルの少ない世界での戦い方でした。
ライバルが居ない事で起こったこと
70%の空きがあり、ライバルが居ない世界。
それは凄く素晴らしい世界のように思えるのですが実は最初はそうではありません。
だって何もないなら既に見つけた人がいて、そこは独占されていたはずです。
でもそれが無かった。
理由はただ素晴らしいということではないからです。
今は少なくなってきましたが当時は
などなども言われてました。
僕はあまり気にせず、将来の事を考えていたので自分の事を
Amazonみたいになればと思い
イワゾンと言ってみたりしてみたり、ドラクエ4の商売人トルネコが1番好きと言ってみたり、あえてより商売人のような発言をしていました。
これは単純にそのような人は居なくライバルが居ないから。
いくらバカにされてもライバルが居ない。
アイツを真似しない方がいいぞと思われる方が僕には快適で戦いやすかったんです。
少しずつ認められてきてオンラインサロンができる
そしてそのような事を繰り返していると
美歴編集長をしている石渡さんから連絡をもらいます。
【イワタ君オンラインサロンをしてみない?】
これは後に僕のターニングポイントになり今も続けているオンラインサロンRoutine になります。
この時につけたRoutine と言う名前はコツコツしか僕は出来なかったので名前をつけるならこれしか思いつきませんでした。
ただ、これのおかげで人生は変わるので未だに石渡さんからのお仕事は何があっても引き受けようと思っています。
一生かけても恩は返しきれないでしょう。
さて、そんなオンラインサロンですが今では色々な内容のコンテンツができて5年目を迎えますが僕が基本そこで教える事は
【ライバルが居ない世界での戦い方です】
ですので突拍子もない事を言うこともあります。
又は僕にはないけどメンバーの方が持っている強みの世の中に出す方向性を変える事。
これは同じ方面で行くと他の方と一緒なので違う角度からするとライバルは実は少なく勝てると言うことです。
あまり細かくはオンラインの中のことですので言えませんが常に意識している事はそんな所です。
そしてオンラインサロンができた事で僕の中で1つ又大きな変化ができます。
それは
【ライバルが居らず一人勝ちする世界はダメ】
と言う事です。
仲間を作る
僕はワードプレスと言う美容師では詳しい人はほぼ居なく一人で勝てる物がある事に気づき、そしてそこから70%空きのある店販を必死でして、そこが居心地よく結果が出せる事を知ったのですがオンラインサロンというのは自分の戦い方、知識を全てさらけ出す所です。
つまり独り占めはよくありません。
しかし僕の戦い方は、常にライバルはいない所。人が居ない所で戦っています。
それを人に教える。
これは釣りで言うと秘密の釣れるポイントを教えるような物です。
漁師なら死活問題なんです。
ではそこをどう考えたかです。
僕は元々そんな人前に出て何かできる人間ではありませんでした。
それを石渡さんに拾われてオンラインサロンができたので恩返しをする。
これだけを意識するように変えました。
基本人の感謝は時間経つと忘れることが多いと思うから僕は毎回その時その時喜んでもらえることを1番に考える。
— イワタコウジ美歴西日本エリアマネージャー (@coji79) December 27, 2020
あの時ありがとうございましたではなくて今が大事
だから独り占めではなくて仲間で共有する事にしました。
僕の場合はサロンは一人でしているので身近な仲間はオンラインサロンのメンバーです。
世界中の美容師の為など言えるほど僕には力もないですが関わってくれた美容師さんぐらいはどうにかしたいと言う気待ちでオンラインメンバーに僕の失敗、これからする事、勿論成功例は伝えて言ってます。
正しいのか正しくないのか考える日々
ただ、僕がしようとしていても勿論その力は足らなくメンバーの皆様にも満足してもらえてない事もあります。
特にオンラインサロンは有料で月額4500円頂いております。
頂いている分するのは当たり前ですし、それが満足いかないレベルなら抜けるのも勿論自由です。
抜けられても別に連絡取れなくなる関係性が無くなると言う物でもありません。
ちゃんと結果ありきでの事です。
特に感じたのが今も猛威を奮うコロナ。
コロナ間で色々なサロンが厳しくなる時に僕は何ができるのか。
そしてしている事は正しいのか。
正しくなかったのか。
これはオンラインの中では年末最後の投稿で書いた事ですが去年は色々と僕以外のサロンに何か出来ないかと行動はしましたが何名の方の役に立てたのか、そして何名の方のお役に立ててなかったのか。年越しに考えて自問自答した事です。
足らなかったのではないかという気持ちが大きく、後悔のまま年を越しました。
仲間が増えて得られた事
そんな事を考えて明日から仕事。
今年が始まります。
何かしようと思い、色々と動き出してますが
明日から仕事。今年は何しようかと思うけど面白いことはしたいと思う
— イワタコウジ美歴西日本エリアマネージャー (@coji79) January 4, 2021
Twitterを見ているとこんな会話がありました。
売り上げが低かった時より、上がってきてからの方が将来が不安なの不思議w
— 市田智大(イッチー)美容師/宮津市 (@itchy_ddy) January 4, 2021
売り上げが低い時より上がってきた今の方が不安。
死ぬほど分かります。
— 松島 智仁@『松島塾』美容室の店販スクール (@matsusima818) January 4, 2021
今、不安でしょうがない状態でしたが、やる事が明確になったので忘れる位事業に集中します笑
そしてそれに対する同意。
これは僕もそうですしオンラインメンバーが少し先を見てそして当時と変わってきている事が嬉しくもなり同意しました。
僕もずっと不安ですし、永遠に今は続くとは考えてもないので先を見てコツコツしています。
まさに孤児奮闘で。
そう思っていたら
今年生きれるか不安!
— イワタコウジ美歴西日本エリアマネージャー (@coji79) January 4, 2021
支えます!
— 松島 智仁@『松島塾』美容室の店販スクール (@matsusima818) January 4, 2021
ルーティンメンバーが笑
でも、支えられっぱなしですね😅
メンバーが支える。
Twitter上なのでそこまで深い意味はないと思うのですが仲間を探す方に転換した僕からは凄い嬉しい言葉で今年も頑張ろうと思えました。
ライバルと仲間の違い
この嬉しくなる仲間と言う意識ですがライバルと何が違うのでしょうか?
だってお店は全員違うのでメンバーの方がやり方を真似て利益が以前より出るようになっても僕に何か入るわけでもないのです。
別のお店のことですから。
それならライバルなのでは?と思いますが違うんです。
例えばオンラインサロンの場合はメンバーが増えたり、結果が何か出たら今まで一人でできなかった事ができるようになったり、美容業界ではなかったの事が数の力、そして新しい考え方で出来るようになる可能性があります。
つまり直接的な利益は出てなくても自分達ができる将来の事が増えて将来の不安が無くなる可能性が出てきます。
これがライバルと仲間の違いです。
また新しい事を先に触れておくと時代の流れにもついて行きやすいのでメンバーの方も臨機応変に動ける気がしています。
今回のコロナで急にオンラインショップ、D2C の必要性が言われたのですがオンラインメンバーは違和感なくそちらに移行できたのも先に取り組めた恩恵かと思います。
このような事も損得考えないでできるのがライバルと仲間の違いかと思います。
孤軍奮闘ではなくて、共同戦線です。
変わった世界
世界はライバルが多いと生きるのが苦しくなり、将来が不安になります。
ただし、仲間が多いと生きるのは楽しくなり将来は希望ができます。
僕は仕事始めの前にそれを再び感じれたので今年も仲間を増やして、面白い事ができるように頑張ります。
未だに #ルーティン に入ってよかったですと年何回か言われている。
— イワタコウジ美歴西日本エリアマネージャー (@coji79) December 27, 2020
凄い幸せなことだし4年しているけどもっと頑張ろうと思う
いつかここらへんは本とか出せたらいいなぁ。
さて明日から頑張ります。
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