縮毛矯正の効果と注意点 完全ガイド

こんにちは。美容師です。年々技術が進化している縮毛矯正。質感などもどんどん良くなってきています。

良いことなのですがそのせいもあるのかお客様の中でも縮毛矯正に対するイメージだったり、ちょっとした疑問・どのくらい効果が持つのかわからないという方も多いかと思います。

今回はそこで縮毛矯正について詳しく書いてみようと思います。

縮毛矯正とは？

縮毛矯正は基本は癖毛を伸ばすものになります。

梅雨の時期など一般的に癖毛が気になる時期には縮毛矯正を希望される方増えるのですが、癖毛の広がり、まとまりのなさ、毛先の跳ねなどを扱いやすいまっすぐな髪の毛にすることができる施術になり基本1度縮毛矯正をかけた髪の毛の場所は半永久的にまっすぐです。

ただし、伸びてくる髪の毛は癖毛なのでそこは注意です。

縮毛矯正のメリット

縮毛矯正は人気メニューですが人気な理由としては様々なメリットがあります。

最近だと人気の理由としては艶感です。

癖毛の方は癖毛のせいで面が整っていないので艶が出にくいのですが、縮毛矯正をすると面が綺麗に出るので写真などでも綺麗な髪の毛が撮れます。

例としてはこちら

癖が多少ある方でも収まりも勿論ですが艶感が変わります。

SNSなどでも自分の写真などをあげる方も増えているので縮毛矯正で艶のある髪の毛の方が良いと思う方も増えたのかもsしれません。

頑固なくせ毛でもしっかりストレートにできる

そして他のメリットとしては頑固な癖毛がまっすぐなストレートヘアになります。

これは美容師の腕にもよりますが、極端な話ですが黒人さんのようなきつめの癖毛でもまっすぐになるので癖毛がコンプレックスなどがある人には嬉しいかと思います。

スタイリング時間を短縮できる

癖毛の方は毎日朝ストレートアイロンで伸ばしたりして時間を費やしているかと思います。

その時間が縮毛矯正をすると無くなるので朝の時間の使い方が変わります。

また汗をかいたりでストレートアイロンの効果が無くなるみたいなこともないので日中のスタイルの変化も気にならなくなります。

梅雨でも髪の毛がまとまりやすい

そして先ほども言いましたが梅雨での髪の毛の広がりは無くなります。いつ雨が降るかわからない梅雨が嫌にならず急な雨も気にならないのも嬉しいところです。

縮毛矯正のデメリット

でもそんないい事だらけの縮毛矯正にもデメリットはいくらかあります。

そこで次はデメリットについて書いていきます。

施術者の技術力によって仕上がりに差が出やすい

まずはこちら。施術者の技能によって仕上がりの差が出ます。

これは伸ばせる癖の強さではできない場合があったり、髪の毛の状態ではできない場合もありますが

ここの差が施術者の技能で変わります。

この差をお客様が見抜けるかが一番難しいのでそこが大変になります。

ブリーチした髪は施術できないことがある

そしてこちらもサロンによりますがブリーチをしている、ハイライトが入ってる場合は施術ができない場合もあります。

サロンだったり、技術者によっては可能ですが

僕はさせてもらうこともありますがトリートメントは必須なのと状況によって判断はさせてもらっています。

綺麗な状態を維持するには費用がかかる

そして上記のブリーチのところでも軽く触れてますが、トリートメントなどをする、ホームケアなどをしっかりすることで縮毛矯正の維持が伸びたりします。ですので綺麗に維持しようとするとホームケア・サロンケアはしっかりする必要があるので費用はかかります。

オススメのホームケアに関しては後で書きますのそこも参考にしてみてください。

縮毛矯正とストレートパーマの違い

では次にこちらもよくある質問になるのですが、「縮毛矯正とストレートパーマの違い」についてです。

縮毛矯正もストレートパーマも両者とも髪の毛を真っ直ぐにするので同じものと思う方もおられるので全くの別物になります。

簡単に違いを言うと縮毛矯正は元々の癖毛をとる施術に対して

ストレートパーマはパーマのウェーブを取って元の髪の毛に戻す施術になります。

ですのでストレートパーマでは癖毛を半永久的にストレートにすることは難しくなります。

一応ですがストレートパーマをした当日から1週間ぐらいは癖毛の収まりも良くなる場合もありますが、そのうち癖は出てきます。

また大きな違いとしては施術時間の違いもあります。

縮毛矯正はアイロンでの作業が入るために長時間になりやすいのですが、ストレートパーマでは基本アイロンでの作業がないので施術時間は短くなる場合が多いです。

また価格も縮毛矯正よりはストレートパーマの方が安価の場合が多いのですが、それも作業工程・作業時間の差に影響されています。

どんな人におすすめ？避けた方が良い人は？

そんな縮毛矯正のメリット・デメリットが少しわかってきたかと思いますが、ではご自身には縮毛矯正が髪質的にあっているのか？スタイルとして似合うのか？

そこが心配になるかと思います。

僕は仕事ではお客様にパーソナルカラーなどをみたりして似合うかどうかは判断してお伝えすることが多いのですが

一般的に向いている人向いてない人のついて次は書いていきます。

縮毛矯正が向いている人

まずは向いている人ですが

①髪の毛の広がりやすい人。

②髪の毛の毛量が多い人

③髪の毛が広がりやすい人

④髪の毛を伸ばしている・髪の毛が長い人

⑤スタイリングが苦手で自然に収まる髪型が好き

⑥家でのホームケアにこだわれる・サロンで使っているスタイリング剤、シャンプーなどを使っている

このような方は縮毛矯正が比較的向いているかと思います。

縮毛矯正が向いていない人

では逆に向いてないかなと思うのは以下のような人です。

①髪の毛をドライヤーで乾かして寝ない人

（乾かさないとダメージでせっかくした縮毛矯正が取れやすくなるため）

②髪の毛にボリュームがない、毛量が少ない人。

（ぺたんこになりすぎてよりボリュームが無くなる場合があるため）

③短髪の方。

（短すぎるるとアイロンが通せないので施術が厳しくなるため）

④ハイダメージの髪質な人。

（技術者によってはハイダメージでは、髪の毛が剤の強さに耐えれず危険と判断する場合もあるため）

⑤毎回行くサロンがバラバラだったり、継続してサロンを通わない人。

（縮毛矯正は髪の毛の履歴などもわかっている必要があるので毎回施術しているサロンが違うと履歴が難しくなる場合もあるため）

⑥ホームケアはドラックストア等で自分で選んで購入している人。

（縮毛矯正はケアが大事になり専門知識が必要なので自分で選ぶと髪質あってなく持ちなどが変わる可能性があるため）

以上のような方は比較的向いてない可能性があるので担当の美容師さんに相談の上してもらう方がいいかと思います。

あくまで可能性で似合いにくいい場合があるだけですので絶対ではないのでご注意ください。

縮毛矯正の施術方法と注意点

では次は縮毛矯正の実際の施術はどうしているのか？そしてどのくらいの時間がかかるのかについて書いていきます。

施術の流れ

ここでは一般的な施術の流れになります。美容師さんによっては違うますし、実際僕も少し違いトリートメントの回数を増やしてたりします。あくまでよくある流れです。

①1剤と言われる縮毛矯正剤を髪の毛につけて時間を放置します。

②時間が来たら流して中間処理で栄養分などを入れます。（僕の場合はここでしっかり1度トリートメントを入れます）

③一度乾かしてアイロンで伸ばします。

④2剤でアイロンで作った形を記憶させます。

⑤後処理（僕の場合はここでもプラスしてしっかりトリートメントを入れます）

⑥終了

簡単に書くと以上のような工程ですが美容師さんによっては工程が増えたりするのであくまで一般的なやり方です。

施術時間

そして次に施術時間です。これは髪の毛の長さ・施術者の技能によっても時間が変わりますが

平均して3時間から4時間ぐらいが多いかと思います。

ただし長引く場合もあるので時間の余裕がある時にしてもらうのがオススメです。

縮毛矯正をかける頻度と持続期間

では次に縮毛矯正のかける頻度と持続時間です。

これは正直ケア方法でかなり変わります。している場合としてない場合ではどのぐらいの差が出るかも参考にしてください。

頻度の目安

まず頻度ですが髪の毛の長さがある方が間隔も開けれます。ですのでロングの方平均して半年に1度が多いかと思いますがしっかりケアをしてもらえると1年に1度の頻度でよくなり場合もあります。

短い方の場合ですがケアによりますが3ヶ月から半年ぐらい。こちらもケアで1年近く持たせる方もおられます。

このようにケアによって頻度も変わるのでホームケア・サロンでのトリートメントなどで変わります。

実際に僕のお客様の場合は持続期間を延ばすために帰りにケア商品の購入をされて行くお客様が多いのですがそのような方は基本、年1・2回しかしない方が大半です。

縮毛矯正後のケア方法

ではそんな持続期間の変わるケアですが何をしたらいいのでしょうか？

まず大事なのはシャンプーです。

あまりにも洗浄力が強いものなどを使うと必要な油分が取られてしまったり、せっかく入れた栄養分が抜けて縮毛矯正持ちが悪くなります。

ですのでケア成分がしっかり入った物、癖毛に特化したシャンプなどを使うのがオススメです。

そして次に大事なのは日々の紫外線・ドライヤーなどの熱ダメージからのケアです。

ここを怠ると毛先にダメージも違いますし、髪の毛の収まりも変わります。

ですのでアウトバスのトリートメントなどは利用するのがオススメです。

あとは毎日する必要はありませんが、週1などで集中ケアトリートメントなどを家庭でしてもらうのも効果的です。

このぐらいをケアとしてやってもらえると縮毛矯正の持ちもかなり変わるかと思います。

シャンプーはいつから？

そして次にサロンで縮毛矯正をした後に髪の毛はいつ洗っていいの？？または髪の毛はすぐにくくると縮毛矯正は取れるの？？

ここら辺をよく聞かれるのでお答えします。

ただこちらもサロンのやり方で若干答えは変わります。

僕のやり方なら当日からシャンプーしてもいいですし、髪の毛をくくる、またはコテで巻くのも大丈夫です。

しかし一般的なやり方でやるとよく言われるのが24時間開けてもらうと良いと言われます。

このように答えに差が出るので担当してもらった美容師さんに確認を取るのが一番安全かと思います。

おすすめのヘアケアアイテム

では次にオススメのヘアケア商品ですが先ほどケアについては書いているのでスタイリングでのオススメについて書いておきます。

オススメはヘアオイル・ヘアバターなどの商品になります。

せっかくサラサラにした髪の毛なのでベタつく物、固まる物はあまり使わない方がオススメになります。

その中で特にオススメできるのはこの2点

ベタつかない軽い質感で何もつけてないような質感で毛束感などが出せるのと少量で良いので半年以上持つのもオススメポイントです。

ヘアスタイリングのポイント

ただどんな良いスタイリング剤を使ってもつけ方を間違えると良さがわかりません。

そこで縮毛矯正などのスタイルでのヘアスタイリングのポイントとしては毛先からつけることです。

縮毛矯正で根本の収まりなどはよくなっていると思うので毛先のケアなど考えてダメージしやすい毛先からつけてもらいますとセットもしやすいかと思います。

よくある質問

では次によくある質問について書いていきます。

縮毛矯正は何ヶ月持つのか？

こちら既に答えていますがケアによって変わります。平均して3ヶ月ぐらいは持つのが多いと思ってもらうと良いかと思います。

縮毛矯正をすると禿げますか？

そしてこれも意外と多いのですが縮毛矯正をして禿げないのか？？

いうとこれは髪の毛のダメージ、高温のアイロンを使うダメージ。また縮毛矯正後のぺたんこ感で量が減ったことで感じやすいみたいですが実際どうかとやり方によりますが禿げません。

これはダメージを無視してケアをしていなと禿げる可能性は他の施術でもあるので同じですが適切なケアなどをしっかりしてもらいますと基本大丈夫です。

縮毛矯正した方がいい人は？

そしてこれも既に近いことは答えてますが簡単にいうと癖毛が気になる方は全般的にした方がいいです。

気にならない、癖毛が気に入ってる方はもちろんしないでいいと思います。

縮毛矯正したあとしたらダメなことってなんですか？

そして縮毛矯正をした日にしたらダメなことは

①サウナ

②プール

③セルフカラー

このようなことは取れやすくなるので当日は控えてください。

まとめ

以上がよくある縮毛矯正の注意点、効果、おスメのケア方法です。

ただ文章の中にも書いてますが美容師さんによってやり方、考え方も違う場合はが多い施術になるので一度してもらうサロン、美容師さんに心配なことはお聞きするのが一番です。

また価格などもサロンでマチマチですが価格と技術力が直結しやすい施術なので安すぎるのも注意してみてください。

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